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3月19日(日)は快晴に恵まれた
自治会長としての締めの総会だったそれがしの住む地域での総会は見事な
快晴に恵まれた。
テーマは書類のスリム化と自治会費の値下げだった。
それがしはマイクで、自治会誕生の流れを述べた。
「私が三十代の半ばに、自治会を立ち上げました」
「当時は、15世帯なため、誰が頼んでも認められない」ということだっ
た。
「動機としましては。ゴミ問題なんです」
「五百メートルも離れたS部落と一緒の場所へゴミを運べ」ということだっ
た。
「私は日々の生活でのごみ捨てが500メートルもある場所への抵抗があ
り、何とかしないとえらいことになってしまう」と感じていた。
「当時、家内がW幼稚園の父母の会の会長であったが、その役員仲間の書紀
のKさんのところに市長が訪れる」
「これは、都庁での仕事が都議会議員の答弁書を書く、官僚だったKさん
だったので、家内を通じてお願いしたら」
「自宅へ市長がくるから、菓子折りを持って、挨拶に来てくれないか」とい
う話で、早速、Kさん宅で市長と対面した。
「市長は、いいですよ」と簡単にOKしてくれた。
それで小さな15世帯の自治会の誕生となった。
当時は会費は3000円で、1年ごとに会長が変わるように決めた。
「私がまだ若く、年長者も住んでいたので、民主的には、1年交代がいいの
じゃないのかな」と考えた。
今から45年前の話だった。
「それからは順調に進んだが、現在は少子高齢化であり、やれる人が少なく
なってきた」という状態に。書類1枚でできる自治会長の交代と6000円の会
費が3000円の半分にしたという快挙だった。
「天気が快晴で快挙で、自治会の総会は気持ちのいい気分の中で終了したの
だった。
「自治会は政治の原点であるんだな」
首都圏人会 代表幹事 中川ハシル
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