眩しすぎるキミ。

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*** ──────1年前。 当時、高校1年生だった頃の話し。 学校なんて楽しくないから苦痛。 学校に行く電車はもっと苦痛。 辛くて、しんどくて、苦痛ばかりの日常。 「きゃはははっ!」 「あんた、こっち来なよー」 「ほーらっ!」 その日はとても不運だっ......ツイてない日だった。 この子達に会うなんて...............絶望的で。 ──────グイッ! 思いっきり強い力で髪の毛を引っ張られて。 凄く...............痛いっ。 「............い゛、」 思わず声が漏れそうになるのを我慢してた。 〝痛い〟なんて口にしたら、 もっと、強くされるから、だから我慢して。 我慢するしか...............私には方法がなかった。 助けを求める相手もいない。友達もいなかった。 私は.....................1人ぼっちだったから。
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