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それからも勿論、(こう)とわたしは一緒にいた。 就業後に食事に行ったり、飲みに行ったり、 うちに来てくれたり。 一緒に過ごす時間は、変わらず優しくて、穏やかで、幸せで……温かかった。 そして相変わらず、わたしばかりが高められて終わる。 皓は気持ちよくなれないのに、わたしに触れたがった。 気を遣ってるのでは、と不安になった。 怖くて聞けなかった。 そしてわたしも… 皓を好きな気持ち、皓と一緒に居たい気持ちは変わらないのに 高められるたび、切なくなった。 外側で気持ちよくなってしまうたびに わたしの内側の、皓が挿入(はい)ってくるべき場所が 伽藍堂(がらんどう)のような気がした。
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