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そう言われてしまって・・・
「松戸に私から伝えておく。」
「うん、よろしくな。」
それから2人で無言になり、気まずい空気が流れた。
ニャンはスマホを触りだし視線だけではなく身体も私の方から背けだしてしまった。
そんなニャンに心の中で泣きながら聞いた。
「好きな女の子、置いてきて良かったの?」
「うん。」
短い返事だけがあり、私は薄くなっているアイスティーをストローでまた一口飲んだ後に言った。
「私、まだ1年目だけど結構仕事出来るよ?
それに担当は私だけど松戸が確認もするし・・・。」
「仕事が出来るだろうなとは分かる、会長だし。」
ニャンがそう言ってくれた後にスマホから私の方を見てくれ、顔をジッと見た後に気まずそうに笑った。
「告白して振られた相手と仕事とか無理だろ?」
ニャンがそう言った・・・。
そう言われてしまった・・・。
高校の時にずっと好きで、今でもずっと好きだったニャンからそう言われてしまった・・・。
会えたのに・・・。
久しぶりに会えたのに・・・。
そう言われてしまった・・・。
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