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友情出演のお誘いがきた時点で、気づくべきだった。山内すばるが求めていることに。
明世が不仲説を解消させたように、彼は彼のやり方で潰しにきている。
「友情出演のお誘いは言葉だけ」
呟きながら、僕のスマホを明世に見せる。
話題性で売ろうとした戦略方法は相手のほうが１枚上手。
「え・・楽しかったって」
楽しかったと過去形で語る記事を見ている明世が視線を左右に動かしながら、記事の内容を確かめている。
番組宣伝でやらかした久住明世。
スペシャル番組のためなら、悪評すら利用する山内すばる。
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久住明世と共演したのはオーディション会場だったと語る山内すばる。彼は楽しかったと纏めてスペシャル番組に出演する胸のうち語る。
インタビュー以降 イ 山内すばるさん以降、山内。
イ 久住明世さんとオーディション会場でお会いしたときの印象は？
山内 天狗になりかけてる人でしたよ。
イ 辛口ですね。青い鳥で呟いてましたが、友情出演の話を向けたのは？
山内 話題作りしかないでしょ？まぁ、彼女にはいい経験・・・いや思い出作りになったんではないでしょうか。
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