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舌を絡め合うまでのキスはしない。
その場の勢いでする人もいるが、私はとにかく始めてのキスに拘る。
決して唾液が絡む様な濃厚なキスはしない。
だからこそ、唇が触れるか触れないかの瞬間を楽しめるし、楽しみたい。
キスが出来る奇跡に感謝しながら。
キスの境界線は大きい。
嫌いな人とは当たり前だがしないし、知人友人ならこんなにいとおしくて、情熱的でとろけそうなキスはしない。
始めて触れ合う粘膜。
その時の電流。
唇が触れる前の関係とその後の関係。
始めてのキスは本当に貴重。
もう二度とあじわう事は出来ない思いと感情。
私は体の繋がりよりキスの方が好きだ。
面白いけど、たかが唇の粘膜だけなのに人をこんなにおかしくさせるなんて、とても不思議。
それでいて、切なく純粋。その人の性格さえも表れそうな行為。
多分だけど、キスの取り扱いが雑な人はきっと恋愛も雑なのではないだろうか?
知らんけど。←関西風
だから私個人とてはキスが丁寧な人を好む。
セックスまでのとりあえずの過程にしているキスと、相手の事が好きで好きでたまらない!なんならずっとキスしていたい!のキスは全然違う。
勿論キスの技術的な上手い、下手はある。
でも最初のキスに技術なんて求めないし、そもそも最初のキスは9割は気持ちだ。
もしぎこちなくごっつんこしたとしても、初めてならば笑い話に出来る。
私自身、愛がないセックスは出来るが、愛のないキスはあまり得意ではない。
逆にそこに重きを置いているからこそキスに全力をかけていると言っても過言ではない。
それだけ肉体的快楽より精神的快楽がキスには存在しているという事だ。
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