第1話 旅立ち

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第1話 旅立ち

4月まだ肌寒い夜 渋谷区駅前の交差点には大勢いの人々が 行き交う、センター街のネオン、雑踏 幡ヶ谷のデザイナーズマンション 201号室 2LDK 本棚には百合コミック1000冊以上 百合ラノベや百合小説300冊 PS5やPCの百合ゲーム数本 百合アニメDVDが500枚以上 百合アニメのCDや百合ドラマCD500枚以上 海外ドラマ百合ありDVD200枚 壁には百合アニメやコミックのポスターや タペストリーやカレンダー、机や棚には卓上カレンダー、時計など 百合をこよなく愛する住人 相沢 里菜 43歳 独身 職業はWeb作家 以前は漫画家 百合専門である スマホ片手に小説書き ドラマ化、アニメ化、コミック化、書庫化と かなり人気ある作家である! PN 紅 恋華(くれない れんげ) 午後10時過ぎ、キッチンのテーブル下 床にうつ伏せで倒れている、テーブルの上にはスマホ 黒髪ショートで眼鏡、赤いジャージ上下 「ああ、暗闇だ…………!?死んだ?脳貧血の突然死……だな。はぁ、彼女もなく寂しい人生だった、趣味や仕事は忙しく充実してたけどね」 真っ暗な空間の中、光に包まれ漂う里菜 「神様、来世ではイケメンになって 美女ハーレム、乳絞りしたい!」 夏の高原は静かで風が心地よい 2階建ての大きな家の近くに大きな倉庫 「転生して早15年、なんで、また女の子? 美女ハーレム、乳絞り……毎日、毎日、雌牛の乳絞りじゃん!」 茶髪ショートボブ、白いTシャツにブルーのジーンズ、黒いスニーカー、ピンクのエプロン、雌牛の乳絞りしてるのは リディ・カルバン15歳 「あーん」 リディの後ろで口開けてる虎猫、猫妖精ケットシーの子猫キナコ 生後3ヶ月 乳絞りして乳を飛ばしてキナコの口へ ごくごく乳飲む 「もうすぐ、ランチだ帰るよキナコ」 キナコを抱っこするリディ ここは妖精界、魔法科学が発展している。 家族は父母、双子の弟と妹 20畳のリビング、テーブルには父ロイ ロイの右側には銀髪ロングヘアーの 母ティファ 右側にはリディ、向かい合わせで母の前に 茶髪ポニーテールの妹ランファ リディの前には茶髪サラサラヘアの弟ルディ 「ママ、そのウィッグ邪魔じゃないか? 今度は何のコスプレ?」 父ロイが聞く、茶髪で角刈り、グリーンのTシャツにはSFアニメ『時の魔女』のイラスト
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