第2話 私のパートナー

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森の中、木々にぶつからないように逃げる リス(リディ)それを追うレッサーパンダ(ジャックス) 「怖い怖い、レッサーパンダ怖い!」 「待てー!勝負だ!」 「やだぁー!」 木に登るリス(リディ) 「フランキー、木に登って」 「ブヒィ」 白豚(フランキー)は木にしがみつく、そして ゆっくりと落ちた。 「…………」 「豚、食うぞ!」 後ろから青い狼(フレッド)が迫る 「ブヒィ!!いやー!」 再び森の中を走って逃げる白豚(フランキー) 追う青い狼(フレッド) 木に登ったリス(リディ)を追うレッサーパンダ(ジャックス)も木を登る 「勝負しろ!」 「やだぁー!」 枝から枝へとジャンプするリス(リディ) 「怖い怖い!」 レッサーパンダ(ジャックス)も枝から枝へとジャンプする 「待てー!」 木々に囲まれ、睨み合う青い狼(フレッド)と 白豚(フランキー) 「ブヒィー」 突撃する! 「わぁー!!」 逃げる青い狼(フレッド) 森の中を逃げるリス(リディ) 追うレッサーパンダ(ジャックス) 逃げる青い狼(フレッド) 追う白豚(フランキー) 「止まりなさい!ケンカも決闘も禁止」 木の上、5メートルの高さからスピーカーで 叫んだのは肩までの黒髪ストレートパーマの 副会長アンナ 見上げるリス(リディ)左頬の手前でレッサーパンダ(ジャックス)の右手のパンチが止まる。 見上げる青い狼(フレッド) 見上げる白豚(フランキー) 木から飛び下り下に居たパートナーのショウガラゴ(猿)が受け止め、お姫さま抱っこする。 目と耳が大きく鼻と口と前足が小さい、大きな後ろ足、ジャンプが得意な夜行性のショウガラゴ(猿)またの名をブッシュベイビー 「じゃあ、試合させてよ?」 レッサーパンダ(ジャックス)がアンナにいう 「分かりました。後日、日時と場所を発表します」 「了解、私ら帰るよ。行こうフレッド」 レッサーパンダ(ジャックス)は青い狼(フレッド)に声かけする、2匹いや2人は寮へと走って行った。 「フランキーとリディは村に住んで案内するから」 アンナがそういうとショウガラゴはジャンプして前に進む。 「村?」 「行こうリディ」 白豚(フランキー)が鼻先でリス(リディ)の背中を押す。
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