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洗い物する母はまだコスプレしたまま
隣に並んで洗い物手伝うリディ
「百合ハーレム考えてるんでしょ?」
「うん。前世では孤独だったからね」
テレビゲームしてる父と弟ルディ
腕や脚にセンサー付けてサバイバルゲーム
「担任の先生や校長が推薦してくれるから
試験なしで入れるって言ってた」
「それでも面接あるでしょう?」
「オンラインで出来る!」
「お姉ちゃん、交通費や入学金、学費は?」
ソファーに座りコミック読んでる妹ランファ
「寮に入る、お金は……」
「パパも私もむりよ、グッズに消えるから」
「…………みんなオタクだもんね」
苦笑いのリディ
リディは部屋に戻り、ベッドに横たわる
スマホ検索しながら、マップ見たりグリシーヌ女学院について検索、首都サクラ都の定点カメラや動画
見たりして過ごす。
「入学したらバイト探さないと」
「いいな女子高、百合ハーレム
気になるのは寮の相部屋、相方がパートナー、どんな相方かな?美少女かな?」
ベッドの上で左に右に転がる
「ああ、女の子エキス足りない!
早く入学したい!」
『リディ、もうすぐアニマル戦隊始まるわよ!』とスマホにメール届く、ファミリーグループ登録してるLINEみたいなアプリ
リビングのソファーに家族5人で座る
テーブルには猫妖精ケットシーの虎猫キナコ
妖精界で人気の深夜アニメ
『アニマル戦隊ネコなんじゃ~5』
以前は朝、実写ドラマやってた時は
なんじゃ5(ファイブ)は猫妖精ケットシー、
エレメンタルキャット、ベビーモスの子猫たちが役者やってた!
「ママ着替えたの?」
「そうよ、私……僕はなんじゃレッド」
ママのコスプレ
猫耳と尻尾に赤いTシャツ、猫のプリント
レッドは見た目がアビシニアン
「俺はブラック推しだ!」
「僕はブルーだね!」
「私はイエロー」
「私はピンク推し!可愛いよ」
リディはピンクが好き、なぜならピンクの見た目は尻尾の短い三毛猫、ベビーモスの子猫
ブラックは見た目が黒猫のケットシー
ブルーの見た目はグレーの毛並みロシアンブルー、エレメンタルキャット
イエローの見た目は虎猫、ケットシー
「アニメは人気声優陣、巨大ロボットの声は大御所だよね?」
CMになってからリディが聞くとママが
「妖精界の女王レイナ様の孫のジン様
もう何百年も生きてるわよ!」
「王族も庶民も寿命100年、神様に近い王族だけが寿命長いけど、ひ孫から寿命100年だからな」
「アニマル妖精やエレメンタルアニマル、
ベビーモスやモンスターは寿命長いよ!」
猫妖精ケットシーのキナコが笑顔で言う
鼻から荒い息吐くリディ
「寿命100年か……今度は長生きしたいな」
腕組みするパパ
「そうだな」
頬に右手乗せるママ
「ほんとね」
「同意」
二卵性双子の弟ルディと妹ランファ
「輪廻転生か……今の人生楽しもう!」
猫妖精ケットシーのキナコが叫ぶ
「もちろん!」
家族5人が大きな声で答える
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