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私は、自動車整備工場へ向かうため、家を出た。
「少し早いかな」
そう思ったけど、息子と一緒にいるとイライラが解消されない。
息子から離れたいという気持ちの方が上回っていた。
だけど、自動車整備工場までの道のりは遠い。
歩くと30分はかかる。
息子の手前、タクシーは使いたくなかったし、歩く以外に方法が見つからない。
仕方なく、私は歩くことを選んだ。
いつもなら車で走る道のりを、私は歩く。
徒歩は車と違って、とてもしんどかった。
気が付けば、私は「ハアハア」と息を切らして歩いていた。
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