『俺だけ愛せ』美童潤

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ご主人様は、困っている。 大体が、ご主人様は、イケメンで、官能小説を書いているくせに、女の人と付き合ったことがない。 ゆえに、そういう、行為をしたことが無い。 だが、無いがゆえに、その理想を書くので、人気があるのだ。 吾輩の方が、ご主人様より、そちらの経験は豊富である。 近所には、野良のメス猫のかわいい子がたくさんいる。 「先生! 住み込みで、小説の書き方を教えて下さい!」 美童くんは、積極的である。
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