『俺だけ愛せ』美童潤

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「そ、それは、困るよ……あっ!そうだ。編集者を紹介するよ。その人に作品を読んでもらうといい」 「えっ? それは、嬉しいですが、どんな編集の人ですか?」 「優秀だよ。僕を担当してくれている、花村さんという女性編集者だ。ああ、女性だから、BLもきっと、よく知ってるよ」 ……ということで、美童くんの小説を、花村さんが読むことになった。 花村さんは、美人で気が利く、敏腕編集者である。 「はっきり、言ってもいい?」 花村さんが、家に来て、美童くんの小説を読んで言った。
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