『俺だけ愛せ』美童潤

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「はい!」 美童くんは、緊張している。 「オリジナリティがないわ。これと言って惹かれるものがない。キャラクターも魅力が乏しいし、会話にセンスもない」 「は、はい……」 美童くんは、すっかりしょげている。 「でも、まあ、これから、どんどん勉強すればいいのよ。まだ若いんだから。それに、男性BL作家というのが新しいわ」 「そうですか?!」 美童くんの目が輝いた。
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