依頼2

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依頼2

AM 6:00 狩り人「今日の依頼は...」 スマホを見て、届いている依頼を見る。 狩り人「これかな。」 その依頼にはこう書いてあった。 『失礼します。いきなりなんですが、今。この街は襲われています。 助けてください。詳しいことは地図を見てください』 狩り人「ちゃんとした地図だけど...いかにもいたずらっぽいんだよな...」 狩り人「まぁいいか。」 口笛を吹く グリフォン「ぴゅいー」 狩り人「グリフォン。ちょっとここまで僕を連れて行ってくれないかい?」 目的地を指で示す グリフォン「ぴゅー」 羽を広げて飛ぶ準備をしている 狩り人「ありがとう..」 狩り人はグリフォンに乗る グリフォンはすごい勢いで目的地に向かう 狩り人「君は相変わらず早いね...」 狩り人「なんだ...この匂い...」 目的地の近くまで来たところで、煙の匂いがする。 狩り人「煙...?」 グリフォン「ぴゅ〜い....」 狩り人「.....もういいよ。グリフォン。帰っていいよ。ここからは 一人で行く」 グリフォンは狩り人を、地上に降ろすと帰っていく 狩り人「それにしても...この匂い...嘘じゃなさそうだな」 狩り人が進んでいくと、目的地は既に不死鳥によって、 炎で焼き尽くされていた。 狩り人「不死鳥か...」 依頼主「狩り人さん!来てくれたんですね!ゲホッゲホッ」 狩り人「あぁ。大丈夫か?...でもまさか...不死鳥に襲われていたなんてな」 依頼主「そうなんです..ここに恨みでもあるのでしょうかね...ゲホッ」 狩り人「これ以上街を焼き尽くされても困る。」 狩り人は銃を構える 狩り人「これ以上街を焼くなら撃つ。」 もちろん狩り人は、知っている。不死鳥は死なない。 不死鳥「ぎゅーい...」 不死鳥は街ではなく、狩り人をロックオンする 狩り人はもちろん不死鳥を撃つことはしない。 説得するのだ。 狩り人「これは本当にお前の本当の気持ちなのか?」 不死鳥「ぎゅ...」 狩り人「お前は不死鳥だろ?強さは殺すためにあるんじゃない。 だからやめろ」 不死鳥「...」 狩り人「な?」 不死鳥「きゅい〜」 不死鳥は街を燃やすのをやめ、どんどん火を消していく 狩り人「ありがとう」 不死鳥「きゅ〜」 依頼主「え、えっと...いいんですかね?」 狩り人「あぁ。考え直してくれたみたいだ」 依頼主「ありがとうございます!狩り人さんの説得がなかったら...」 狩り人「僕は何もしてない。実行したのは不死鳥だからね」 依頼主「そうですね...あ。報酬です。」 狩り人「ありがとう」 依頼主からの報酬は動物の餌 依頼主「ほんとにこれで良かったんですか?ダイヤモンドでも出したのに」 狩り人「これでいいんだ」 依頼主「そうですか...」 不死鳥「ぴゅい〜!」 不死鳥は狩り人になついたようだ 狩り人「ふふ。僕の狩りを手伝ってくれるかい?」 不死鳥「ぴゅい!」 狩り人「助かるなぁ〜!助けてほしいときは手を2回叩くから。 不死鳥「ぴゅい〜」 狩り人「うん。じゃぁね」 不死鳥は帰っていく 狩り人「ふぅ...疲れた。帰って寝ようかな」
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