出版化を目指す13作品の世界観3/5

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 また、【一番】から【六番】の【呪怪(じゅかい)】には【表】と【裏】が存在します。  今まで祓われたのは【表】の【呪怪(じゅかい)】ばかりで、その後、【七番目の呪怪(じゅかい)】によって、【裏】の【呪怪】の【データ】をコピーして、【美女の妖霊(ようりょう)】に【力】を与えて、新たな【呪怪(じゅかい)】とするのです。  そのため、【人間側】がいくら、【呪怪(じゅかい)】を祓っても、すぐに新たな【呪怪(じゅかい)】が誕生すると言ういたちごっこを繰り返しています。  また、【表】の【呪怪(じゅかい)】を【令嬢(れいじょう)】と呼び、【裏】の【呪怪(じゅかい)】を【姫君(ひめぎみ)】と呼んでいます。  【令嬢(れいじょう)】は本物の【呪怪(じゅかい)】である【姫君(ひめぎみ)】の【コピー】であり、役を演じています。  【令嬢(れいじょう)】は【姫君(ひめぎみ)】に【禁忌戒名忌名真名(きんきかいみょういみなまな)】を知られていて命を握られているため、逆らえませんでしたが、その中で、4名だけ、【禁忌戒名忌名真名(きんきかいみょういみなまな)】を捨て、別の名前を名乗る事で解放された【令嬢(れいじょう)】が居ます。
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