はじめに

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はじめに

 東京コミコン2023に行ってきた。千葉県にある幕張メッセで12月8日(金)〜10日(日)まで開催されていて、私は土日に参加。目的は色々あったけど、一番はなんといっても、海外セレブとの写真撮影とサイン。  多くの人がそうであるように、私もまた有名人とお近づきになる機会などない人生を送ってきた。握手会やファンミーティング的なやつに参加したこともない。だから有名人を至近距離で拝むのは人生初だったわけである。  そんな初体験がユアン・マクレガーって。  しかし二日続けて会っちゃった。  そこへマッツ・ミケルセンという、でかすぎるおかわりまでついてきた(注文したのは自分なんだけど)。  もう完全にキャパオーバー。  これを書いている今も現実感がない。己の処理能力を超えた幸せの洪水に、ただただ打ちのめされている。同時に反省点も山ほどあって、この数日は「最高だった(語彙力(ごいりょく))」と「あのとき、ああしていれば」をずっと反芻(はんすう)している状態だ。  ()でてから30分放置したスパゲッティみたいにグチャグチャのひと(かたまり)になったこの感情に整理をつけて、次の機会のための手引書兼(いまし)めにしようと思ってこれを書き始めた。  ついでに、最近は小説でもつぶやき(ポスト? は? なにカッコつけちゃってんの)でもない文章は書いていなかったので、どうせなら見せられる形で残そうと思った。だからほんのちょっとだけ、カッコつけて書いていこうと思う。
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