小川こんにゃく店
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お昼頃、電話がなった。見知らぬ番号だった。彼は電話をとった。電話口でおばさんがいった。 「もしもし、小川こんにゃく店さんですか?」 「いや、違います」 「あら、そうですか、ごめんなさいね」 アハハと笑って、おばさんは電話をきった。 その夜、彼はテレビをつけた。 「本日のお昼頃、✕✕市の『小川こんにゃく店』で、店主の男性が背中を包丁で刺されて倒れているのが見つかり、その後死亡が確認されました」
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