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「渋谷課長!!!」
波留は、していたサングラスとストールをかなぐり捨てて、叫んだ。
「えっ?! 波留?! どうしてここに?」
渋谷課長が、波留を見て、驚いた。
隣にいたモリモリ男も、ビックリしていた。
波留は、モリモリ男を指差して、泣きながら言った。
「渋谷課長! この人に、この人に、抱かれているんですか?!」
「はあっ?! 何を言っているんだね、君は!」
渋谷課長は、唖然とした。
「だって、この人、ゲイでしょう?! それで、この人と新宿二丁目を歩いてたって、ミナミが言ってました! 渋谷課長は、隠れゲイで、わたしを隠れ蓑にするために結婚したんだって!」
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