好き‼︎のち期間限定彼女!?

12/13
前へ
/13ページ
次へ
扉を開けて入ってきた人物。 私はその人物に、目を見開いて驚いた。 「っ、浅羽......っ、さんっ、」 戻ってなんて、来ないと思ってたのに。 目の前には、〝浅羽さん〟がいるっ。 「...............っ、青菜。1人にしてごめん」 浅羽さんが囁いた瞬間。 ──────グイッ!と、引かれる腕。 抱きしめられた瞬間、ポタリと雫が落ちた。 それと同時に、私も浅羽さんに抱きつく。 一目惚れだったのに。 たった、数時間だったのに。 一緒に過ごした時間はかけがえのないもので。 もっと、一緒にいたいと思った............... それは、許されないって分かってる。 だって、私は浅羽さんにとって。 〝期間限定彼女〟だから..................っ。
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

122人が本棚に入れています
本棚に追加