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「............青菜、聞いて、」
私をぎゅっと抱きしめながら、浅羽さんが囁く。
耳を澄まして聞いていると...............
「俺も、青菜に一目惚れだった」
嬉しくなるような浅羽さんの言葉。
「っ、ほんと、ですか.........っ?」
「.........じゃなきゃ、キスしないし、」
驚いて聞いてみれば、
〝キス〟しないとまで言われるなんてっ。
「それに、〝期間限定〟とかさ。
俺のほーが、無理だわ。やっぱ」
浅羽さんはそう言うとそのまま............
「............んっ、」
ゆっくりとキスを落とした。
「〝3日間限定〟じゃなくってさ、
〝生きてる限りずっと〟に変えてくんない?」
そう問いかけられた私の答えはもちろん。
「伽夜っ、ずっと一緒にいてください‼︎」
〝期間限定〟から始まった恋は。
永遠へと続くことだって、あるようです♡
fin.
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