キスしたら、もっと、

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──────あおりんが戻った直後。 「千尋」 私の名前を呼ぶ高くて優しい声。 「.....................いっくん」 私はいっくんの名前を呼ぶとそのまま......... ぎゅーっと抱きついた。 「ん。なに、疲れた?」 私を労り、気遣うような問いかけ。 いっくん、違うよ。そうじゃないよ......... 「.....................いっくん、」 言う。今日こそ言うんだっ! 「ん?どした?」 緊張してるけど、言うぞっ! そう思って........................ 「..................いっくん、ちゅーして、」 恥ずかし過ぎて、 いっくんの胸元に顔を埋めながら伝えた。
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