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「合格!」
???
伽哉たちは、『どういうこと?』と反応する。
「ご実家とは、縁切ったって聞いたんでね。それでも、繋がりがあったらってことも考えた。今度は、あたしら側で諜報活動しないか?伽哉が良ければなんだけど、璃空も彼と行動した方がより良くなると思う」
「なんで、璃空まで!」
「そういうことか」
と真面目に反応する。
「璃空?」
「お母さん、ほのかさんが兄ちゃんと組んで欲しいのは、私の能力の事だよ。まだ、隠すことしか出来ないけど。つまり、私の能力使って兄ちゃんを隠して撮影することもできる」
「!」
そうだ。今まで、自分だけにしか使ってなかったけど、璃空は、他人も操れるんだ!忘れてた。
「わかった、いいよ」
「素直だな」
「ただし!璃空が大学生になってからにしろ。それなら、やってもいい」
「OK。その時は、お願いするけどいい?璃空」
「はい!精一杯頑張ります!」
「あははは!そんな、気張らなくていいさ」
あと、どれくらいこの街に居られるだろう?
なんてこと考えながら日々を過ごす。
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