霊感体質の目覚め

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歩き始めて五分ほどで、入試会場の大学の建物が見え始めた。 「よし! 熊埜御堂先生、俺絶対受かって、先生のいる病院に行きますから、弟子にしてくださいね」 春からあの大学に通えるように、何としても合格しなければ……。 建物を見た途端、怜陽の気持ちが奮い立つ。 「えっ……」 怜陽は目を点にして立ち止まった。 「う、嘘でしょ……?」
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