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そんな怜陽が免許を取得し、運転免許試験センターでガッツポーズを繰り出した三か月後。
最寄駅から自宅に戻るために、勢いよく道路に飛び出した怜陽の原付バイクは、交差点を猛スピードで信号無視をしてきた乗用車に激突され、その勢いで怜陽は道路わきの街路樹に激突した。
乗用車もそのまま別の街路樹に激突し、周囲は騒然となる。
「おい! 誰か救急車!」
「君! 大丈夫か!」
怜陽はあまりの激痛に、返事をすることが出来なかった。
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