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「ねぇ、なんでお父さん、毎日帰るの?なんで一緒に住めないの?」
マインクラで自動〇〇機や発掘の手伝いをしたら翔真くんにかなり懐かれた。
29日から3日連続で足を運んでいる。
本来、父親は同居してるものと他の園児を見て悟ったのだろう。
俺が一緒に住まない事に疑問を持った。
翔真くんが俺と一緒に暮らしたいと思ってくれてる事を口実に同居に持っていきたいが、莉子をら見ると顔がこわばっていた。
同居はまだ早いらしい。
品川のマンションからここまではJRで7分、車で11分、遠くはない。
「お父さんは仕事があるから。お母さんも翔真くんが寝てる時に仕事をしてるだろ。明日、また来るから!!」
強引に行き過ぎるとまた逃げられる。
莉子のペースに合わせて、関係を再構築するため、今すぐにでも同居したい気持ちを抑え、翔真くんがお風呂に入る時間にお暇した。
莉子は元々ゲーム開発の仕事に就きたいと思っていた。
だから、俺から逃げるために任天社を辞めたりはしないだろう。
翔真くんにとって、俺は父親。
それもあり、莉子は翔真くんに会いにきて一緒に過ごす事は許してくれた。
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