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夫はここ数年海外へ出張している 少し寂しいが私には1人の愛娘がいてそんなことは気にならない
とても可愛らしくて頭の良い自慢の娘だ
ただ私はそんな娘に対してただひとつ不思議に思っていることがある
それは男の子の友達が多いということだ、それ自体は別に構わないのだがなんというか…同年代の女の子達と遊ぶ機会があまりにも少ないので親として心配になる
「ねぇ○○?こうゆうのつけてみない?お母さん、とっても似合うと思うの」
と言って私は娘の頭に可愛らしい髪飾りを付けた
娘は照れくさそうに笑って
「こんなの僕には似合わないよ」
といった
「もう…また自分のことを僕って言って…良い?貴方は女の子だから私って言うのよ?」
「…………はい、母さん…」
ゆったりとした足取りで自分の部屋に戻る娘の背中を見たあと不意に尿意が来たのでお手洗いを済ませようとトイレのドアを開けた
私は上がった便座に腹が立ちイライラしながら用を足した
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