第2話(剣聖の過去)

5/6
前へ
/6ページ
次へ
惑星daemon教会の中。 ヴァン「ねぇシスター?俺に妹がいるって話し本当なのか?」     シスター「えぇ本当ですよ。私の心眼はそう告げています。皇帝Luciferへの祈りを捨てなければ必ず会えますよ(笑)」 その時だった…周囲が揺れて大地が揺らめく。 ゴゴゴゴォォォ…… シスター「皆さん…慌てずに机の下に隠れて下さい」     ヴァン「シスター危ない!!」ハーネットがそう言うと周囲の時が少し止まる。 ヴァン「心の声(何だこれ?時が止まってるのか?)」 ヴァン「だぁ~~もうんな事はどうでも良い」そう叫ぶとハーネットは無我夢中で走り出し…シスターに体当たりしてその場から退避させる。 ドカァン… ヴァン「いっててぇ…」  シスター「ハーネット?ハーネットクラウン?しっかりして下さい」 オルフェ「バカハーネット無茶してんじゃねーよ」 ??「シスターとりあえずここはもう離れよう」 惑星Demonで起きたこの大地震は厄災の1つとされ多くの同胞を失う結果となった。この惑星Demonにはデーモン…雪女…サキュバス…オーガ…ゴブリン…オーク…ビッグアイ…ダークエルフ…吸血鬼…ドラゴンフライ…猫女からなる11の種族が住んでおり各々に役割が異なる。 雪女と猫女を始めとしたダークエルフやサキュバスは総統である(錦)を癒やす為だけに小惑星群全土より集められた。彼女たちは各々の惑星で(奴隷区)と呼ばれる地域に住んでおり…多額の金銭でこの惑星daemonの長(総統(錦)に買われたのである。またゴブリンやオークと言った種族がそうした貧民街で暮らす様になると強制収容所に入れられて死ぬまで働かされる事になる。 ビッグアイとドラゴンフライは空から惑星全土を監視する為に存在し…7つの惑星とこの惑星との連絡役みたいな存在である。 デーモン族を始めとした吸血鬼…そしてオーガ族がこの惑星の支配者階級なのである。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

71人が本棚に入れています
本棚に追加