奈落と堕落

6/11
前へ
/56ページ
次へ
 べろりと唇を舐めて視界を瑠璃子に固定すると、鷹司は自らを擦る。 「あなた、な、なにしてるの?」  直視が出来ず目を背ける瑠璃子。 「何って? 瑠璃子ちゃんをおかずにして抜いているんです。僕は昨日、瑠璃子ちゃんを舐めてあげたのに? あぁ、瑠璃子のあそこは興奮する味でした。美味しかった」 「やめて! 変な事言わないで!」 「変? 僕は真実を述べているまでです。瑠璃子ちゃんを舐め回し、瑠璃子ちゃんも濡れていたじゃないですか?」 「やめてって!」  聞くに絶えず耳を塞ぐ。瑠璃子はドアを伝い、その場に座り込む。そんな姿に生温かい呼吸を絡み付ける鷹司は先走りを塗り込み、性器をぐんぐん勃ち上がらせていく。 「はぁはぁ、あー、気持ちがいい。ねぇ、瑠璃子ちゃん、こっちを見て? ヌルヌルした汁が沢山出てきましたよ?」 「ーーっ、わたし相手に信じられない!」  目も閉じて幼馴染みが欲情する現実を受け入れまいとするが、瑠璃子は独特な香りと共に衝撃に見舞われる。  鷹司が瑠璃子の側へ来ると顎を上げさせ、鼻を摘む。そして反射的に開いた口に性器を入れてたのだ。
/56ページ

最初のコメントを投稿しよう!

30人が本棚に入れています
本棚に追加