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「んーー! んっ!」
瑠璃子の意志など関係ない、まさに性欲の捌け口として扱われる。
「うーうー唸っているんじゃなく舌を使って愛撫をしなさい」
鷹司は瑠璃子の手を性器へ添えさせ、握って舐めろと切れ長な瞳で促す。
「やらないと無理やり喉を犯しますよ? いいんですか?」
脅す口調で言われてしまえば従うしかなくなり、脈打つ局部に触れた。血管が浮き出てグロテスクな器官は見た目の割に繊細で、瑠璃子の戸惑いの呼吸にさえ反応する。
歯を当てないよう慎重に頬張れば例の青臭さが鼻につく。
「瑠璃子ちゃん、先程も言いましたよ? 不味かろうと美味しそうにするのが仕事です。あ、あまり強く吸ってはいけません。そう、その辺りは舌を尖らせて刺激して……」
性器が美味しいなどとてもじゃないが思えない。しかし、瑠璃子が従順に愛撫をすると鷹司は髪を撫でてくる。それから心地よい箇所を擦りつけては小刻みに腰を揺らす。
「あっ、はっ、はっ、瑠璃子ちゃん気持ちいいですよ。お上手です。ねぇ、唾液をもっと絡めて音をさせて下さい」
体液を飲むのは抵抗がある為、瑠璃子の口内では唾液が溜まる。端から糸を引いて垂れ、床を汚した。
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