そもそも…

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そもそも…

記憶を掘り出す前に、そもそも 『戦争』とは、何なのか、 これが分かっているようで意外に曖昧になっていると思うので、調べてみた。 辞書によれば 「軍隊と軍隊とが兵器を用いて争うこと。 特に、国家が他国に対し、自己の目的を達するために武力を行使する闘争状態。 戦争には「戦時国際法」が適用され、 民間人への攻撃禁止、捕虜虐待の禁止、 対人地雷使用制限などが定められている。 しかし戦時国際法に強制力がないため、 違反する国があっても国際的に罰することができない。 国際法上は、一方の宣戦布告によって戦争状態となり、どちらかが負けを認めるまで続く。」とある。 つまり、ざっくり言って、 “正しい(?)戦争”は 軍隊同士が行うものであって、 非戦闘員(=一般市民)を攻撃してはいけないのだ。 だから、米国の原爆投下や東京大空襲など、明らかに一般市民を攻撃目標とした 戦闘行為が“戦争犯罪ではないのか”ということが時折取り沙汰されることがあるわけで。 昨今の世界のあちこちで起きている “紛争”は、当たり前のように一般市民を巻き込んでいるので、忘れてしまいがちなのだが、大事なポイントではないだろうか。
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