特集

明王様の供物番

かつて神は何処にでもいた 此岸の先の果てなき物語

平蕾知初雪

42分 (25,135文字)
失われた時代、今はもうない人々の営みと心を幻想的だと感じます。自由に書きました。自分では「耽美な文」のつもり。

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あらすじ

昔むかし、とある海辺の町の大晦日。余四郎と寅吉は、明王様の祠を見張る「供物番」に選ばれた。二人は自分の居場所を見つけられずにいる半端者同士。町へ越してきて二年目の余四郎は、林の奥にある廃寺へ行ってみよ

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