とある 守護霊の話。

3/9
前へ
/9ページ
次へ
彼女といる約20年間のうち、彼女は、15年前に、1回、大きな術式を使った事あった。 それは、彼女にとって、大きな人生の分岐点の時だった。 俺が、見て来た、その間の約5年間は、彼女の性格に合う、人生生活ではなかった。 他の人からみたら、普通、もしくは、楽しい人生を送って来たように、見えているのかもしれない。 だけど、現実世界と非現実世界を、よく行き来する彼女は、現実世界の人達と、合いにくかった。 表面上、仲良く出来た者もいるが、 彼女からしてみれば、つねに、自分1人だけ、空に浮いた状態になっており、 それが、彼女には、苦痛でしかなかった。
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加