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Wed.
中2の2月、部活からの帰り道。いつもの通学路をいつもの様に3人で歩く。
「あれー？」
朝はなかった4m程の工事現場が道の片側にできていた。前後に警備員が1人ずつ立っている。
「どうぞー」
工事現場ゾーン入口の男が機械的に言う。
左側にある工事現場を横目に、3人はなぜか無言になって歩く。
「邪魔してごめんねー」
すれ違い様にチラッと見上げた出口の警備員は、思わず二度見する程のイケメンだった。
3人は曲がり角を曲がるまでそのまま無言で歩いた。心なしか早足だった。
角を曲がった所で3人は自然に立ち止まる。そして、口を揃えて言った。
「見た⁈めっちゃイケメン‼︎」
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