2 オムレツ
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そんな思いを、卵を流し込むジューッという音がそこに押し留めた。哲哉は百合子の手先に視線を集中させた。見事な手捌きで卵はくるくると巻かれて行く。 「上手いもんだね」 「上手いものよ」 百合子は唇の端をきゅっと上げて、笑みを作った。いつもと違い、笑みの方は百点とは行かないようだった。
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