トーマの修行

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ちゅどーーーん!! 中から大きな物音がしてまたフットが飛び出してきた。「ぎゃん!」と喚くフット。 「こなくそっ!!」投げられたかと思えばまた乗り込んでいくフット。 投げられて乗り込んで投げられて乗り込んで…。 「フット大丈夫かなあ?」 シエリは出入りを繰り返す度段々とボロボロになっていくフットを心配する。 ドングシャ!ドングシャ!ドングシャ! そして何十回と乗り込む。 「中々根性あるねえフット君」 「でもその根性がいつまで持つのかねえ?」 静観するトー明日。 やがてサリーナがやって来た。 「応援しに来たよー!」 「サリーナ!どうしてここに?」 「フットがトレーニングしてるって聞いてね♪捗ってるー?」 そんな時断末魔が響いた後フットがぶっ飛ばされていた。 「ゼェハァ…」 「フットボロボロじゃない!もうやめにした方が良いんじゃ!」 シエリが言うがサリーナがここぞでふふんと笑い着込んだ服をバッと投げ出す。 「こんな時こそチアリーディングのパワーを発揮する時!!」 下にチアリーダーの衣装を羽織っていたサリーナは今その姿をまざまざと皆に魅せつけた。
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