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耳を使って、寝てみなよ、と隼は言った。
右も左も関係ないって?
「I'm not a crook」
君が小悪魔みたいに俺の耳にささやく。
「I'm not a crook ? 」
俺は確認する。
ふふ、と君の吐息が右耳を撫でる。
「柏田くん、嘘じゃないよ」
それから俺たちは遮光カーテンをぴっちり閉めて、部屋中の電灯を消して回った。
最後にベッドサイドのランプをぱちん、off 。
ここからは秘密の時間。
《 all my ears 👂 おしまい 》
☆☆☆このシリーズではいつも、思いついた時に思いついたものを書いてます。今回も変なの書いちゃったって思いました!政治的な意図は、良くも悪くも全然無いです。とりとめのない話にお付き合いくださってありがとうございます☆☆☆
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