50.月の終演
3/6
読書設定
目次
前へ
/
239ページ
次へ
もう、選んだのだから。迷う必要はない。 そっと瞳を瞼で隠して、舞台から降りる。 すれば華が嬉しそうに笑った気配がした。 「もうこれ以上、何も知ることはない」 たった一言、それで月は舞台から降ろされる。 たとえ、何かまだあったとしても、それは月の出番ではないと華が言う。 それだけで、月音は十分だった。 彼がいれば、生きていけるのだから。
/
239ページ
最初のコメントを投稿しよう!
87人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
1,291(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!