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「...............じゃー、呼んだ回数、3回キスね」
木嶋くんはそう言うと。
「............んっ、」
息つく間もない勢いで、私の唇を塞ぐ。
そのまま、
くっついて離れてを繰り返す3回のキス。
恋人でも、友達でもない、
ただのクラスメイトとのキスなんて。
普通なら、誰でも拒むと思うのに。
私は、簡単に惑わされる..................
木嶋くんから、離れられなくなってしまう。
だって、私は............木嶋くんが好きだから。
だからこそ、この歪な関係に、
ちゃんと、区切りをつけなきゃならないのに。
木嶋くんが好き過ぎて.....................
──────ギュッ
と、自分から抱きついてしまう私。
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