子守り上手なナイトくん。

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子守り上手なナイトくん。

「あぁぁ、わ、私のお弁当............っ!」 ゆっくり、慎重に持ってきたハズだった。 それなのに........................ しまった!と思った時には時既に遅しで。 私、三雲姫奈(みくもひめな)の、 目の前で広がっているのは。 盛大に散らばったお弁当箱と、その中身。 愕然とうなだれていると。 「......ひめ、だから俺が持つって言ったのに」 後ろから、私を子供扱いする声。 「っ、な、奈斗くん、」 奈斗くんこと、小森奈斗(こもりないと)くん。 私のパパとママと、 奈斗くんのパパとママが仲良しで。 昔から一緒にいる、幼なじみ。 幼なじみだからかは、分からないけど。 昔から奈斗くんは、 私の面倒を見てくれてて。 なんだかんだ助けて貰ってるけど...............
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