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その日の夜
『今日あったことは夢みたい。なんか漫画やアニメであったりする設定。なんたって、極秘国家プロジェクトだからね。それに選ばれた人になったり。』
ショッピング中は、ここを出たら話をしないようにって言われて結局友だちとも話さないままだった。
「色々聞いてみたかったのに〜」
引っかかっていた。医師の言った〝話をしたら大変なことになる〝って言葉。
『そりゃあ、極秘だからバレたら大問題になるよね…。でも、あ〜よかった。どんなことされるかヒヤヒヤしたけど、話を聞くだけで終わって!』
ブ〜ン。
『あー。夏を感じる。この音!!大っ嫌い!!!蚊が飛ぶ音!!!!耳元で飛ぶのやめてほしい!!』
「ほんとに!あー腕が痒い〜。刺された、もうっ!!」
その夜は一匹の蚊と戦い、15分後にようやく戦い終えて、やっと安心して眠りについた。
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