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でも、数日経ってから、そんな楽しみを聞く前に気になった話をした。
今日、近所の人が道で亡くなっていた。
その人は国家プロジェクトで会場にいたおばさん。
その時、背筋がゾクリとした。
あまりよくない、何かを思い出しそうになりながらも思い出せない。
そんな時、電話がかかってきて今思っていた近所の人の話をしてきた。
「それ!私も離したいと思っていたこと。」
そう伝え、今、気づいたことを話しした。
「えっ、そ、そうなんだ。偶然だね。……って、そのこと話して大丈夫?」
『!!!!』
そうだった。この話は禁止だった。
『な・ん・で・だ・っ・け?』
『!!!!!!』
私はあの日の忘れていた部分を思い出した。
1週間以内に死ぬかもしれない…。
「あっ、そうだった。でも、周りに人はいないし、話したのはその時一緒だった人だし、大丈夫だよ。でも、だからって無闇に話しちゃダメだよね!!」
一応、平静を装って言葉を返した。
その後、『本当かどうかはわからないけど』と心の中で言って心を落ち着かせた。
映画を観に行く約束をしながら、
『ウソかもしれないもん。大丈夫。』
と心に言い聞かせ、忘れるための楽しみを作った。
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