回転寿司でチキンナゲット

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回転寿司でチキンナゲット

 おはようございます。  なんだか、働いている夢を見てしまい、ちゃんと眠れた気がしません。  たまにあるんですよ、キャバクラで接客をしている夢を見ることが。  もちろん、今現在の私が、ではないですよ。  さすがにもう、年齢的にも見た目的にも、キャバクラでは雇ってもらえません。  夢の中では、若い頃の自分になっていて、つく卓の客も知らない会ったこともない人で、雰囲気や望まれる会話や振る舞いも、全部はじめて、っていう。  過去のキャバで働いていた時の出来事を追体験したり、記憶にある客についたり、とかは滅多にないです(たまに、あることにはある)。  目が覚めた時に、疲れたなあ、って。  給料ないのかあ、って。  そんなわけで、なんだかグッタリな朝です。  そうそう、昨日の夜は友達と息子と外食に行きました。  PM6時過ぎに回転寿司屋さん。  週末や休日は混んでいるのに、昨日はそうでもなくてラッキーでした。  でさあ!ロボット来るじゃん。  私はコーヒーをオーダーしたんですけど、ロボットが持ってきてくれたんですよ。  回転寿司であかん悪戯をした子たちが、その動画をアップしちゃって炎上したことで、回転寿司屋さんはちょっと変わりましたよね。  寿司はずっとゆっくり回転してはおらず、オーダーした卓にオーダーされた寿司がつかまえにくいスピードで届く、みたいになっていて。  で、ほら、コーヒーは液体ですから。  すごいスピードで卓まで送るわけにはいかないですよね、倒れたり、こぼれたりするかもしれませんし。  あれ?  でも、味噌汁はレールで来たな。  蓋がしてあるから?  まあ、そんなわけで、コーヒーを持ってきてくれたロボットから、コーヒーを受け取り、飲み始めたんですけど。  …ロボットが、帰らない。  え。なに。お疲れ様です、って言ったら、帰るのかな?   いやさあ、よく行くラーメン屋さんのロボットは勝手に帰るんですよ。  だから、ここのもそうかと思ってしまって、1分くらい見つめてしまいましたよ。  注文OK任務完了サンキューボタンがあるなら、もっとわかりやすいところにつけて欲しいです。  ロボット、ずっと同じことを喋り続けていて、ちょっと怖かったんで。  「ご注文のお品ものはおそろいでしょうか?」  を、多分30回くらい言わせてしもうた。  ごめんなさいロボット。  ちゃんと間違いのない働きをしたと言うのに。  ちなみに、チキンナゲットはレールで来ました。  夕飯食べ終わったのが20時前だったので、久しぶりに友達のお店に息子も一緒に寄りました。  スナックではないんですけど、友達は「ママさん」とお客さんたちから呼ばれています。  基本的に明かりは煌々とつけていて、高価な酒や珍しい酒や特別な酒を置くこともなく、お通しはたまにカリカリ梅です。  私がはるか昔に事情があって作る羽目になり、半分余ってしまったと言う悲劇のポストカード群があるんですけど、友達のご好意で、それを店に置いてもらってます。  売っているわけではないんですけど。  私の絵を見て、気に入ったとか、何か描いて欲しいとか、買いたいとか、そんな類いのことを言ってくれるお客さんがいたら、私に友達から連絡が来るのです。  そんで、在庫?を確認して指定されたカードを頼まれた枚数送ったり、ご希望されたものを伝えてもらい、描けるものであれば描いたり(値段による場合があるけども)、感想教えてもらったり。  とか、たまにやってます。  で、カウンターで息子とアイス食べていたのですが(私は断酒しているので)、私はスマホでエブリスタを開いて、更新分の文章をちょっと打っていたんです。  あと、ちょこちょこフォロワー様のイラストを見たりしていて。  そうしたら、後ろにある席から内容?イラスト?が、チラチラ見えていたんでしょうね。  あるお客さんが気になったようで、それはなんだい?と聞かれたので、web小説サイトですよーって説明をしました。  あれ?合ってる?web小説サイト、…だよね?  私も、久しぶりに友達と喋って、外食して、夜のお出掛けで、きっとテンションが高くなっていたんでしょうね。  私の書いたものを読んでみたい、と言われて、エブリスタのページ教えてしまった。の。です。よ。ばか。ばかだ。ぎゃあ。  まあ、いいか。  友達の勧めもあり、店にあるポストカードたちの白い方に、小さくURLを書いて来ました。  なんか、すごくありがたいことを言ってもらえて、その時は深く感銘を受けて、よし!って強気になっていたんです。  あああああ、書いてしまった、帰って来てしまった、朝になってしまった。  まあいいや。  友達がね、言ってくれたのはですね。  こんな感じのこと。↓  自分のうみだすものに価値なんかない、って言うのやめなよ。  恥なんかじゃないよ。  すごいじゃん。  せっかく好きなことをしてるんだから、もっと楽しみなね。  ワタシも楽しみにしてるから。  ってなことを、言ってくれたんです。  嬉しかった。  明るいんです、彼女はとても。  まあ、やつはBLしか読まないんだけどな。 e5657d3d-97b7-4786-be4a-e7315a779a94 3018efce-e778-4c9e-91e0-6c694b046b2f
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