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プロローグ
「きゃあああああああああああっっ!」
路地裏に入った女性の悲鳴が夜の街に響いた。
近くを通っていたサラリーマンやその他の人々。
狭い路地裏にみんな、入っていく。
「お願い、みんな来ないで、来な…ぐるぼえぐえいぼげぇぉおっヴェ!」
悲鳴をあげた女性は突然、口から大量の血を吐き出した。
目の焦点が合わず、ただただ血を吐き出しているだけだった。
女性は大量のサラリーマン達の目の前で生涯を終える。
背中には深い刺し傷があった。
後ろには、この街の近くにある私立校・梅ヶ丘女子中学校の制服をきた赤髪の少女がいた。
特徴的な赤紫のセーラー服が真っ暗な中でも目立っている。
その女子の後ろには4人の男性が。
みな、もう死んでいて心臓のある位置のみ深い穴が空いていた。
「さ、さ、殺人鬼だーっっ!!」
誰かが叫んだ。それを聞いたサラリーマン達。
「う、うわああああああっっっ!!」
そう言いながら理事裏の出口へ向かって走り出した。
「誰か!!殺さるぇぶおろふぎゅくぅえっ!」
最後尾の誰かが殺されたのだろう。その男が最後に発した言葉でみなの決意が固まったのかくるりとUターンした。
「あいつを止めろ!大人数でかかればいい!押さえつけろ!!」
勢いよく女子中学生へ飛びかかる。
「おねぎゅうううぅぅぅぅくろぎぇぷっ」
「ごびゅぎぃぃぃぃいいいぃぃぃいいっぷえぇぇぇ!」
「どるぶぐきゅすぶぇぇえええええぇぇっ!」
大の大人全員が飛びかかったのに無惨に殺されいく。
結局彼女を止めれるものはいなかった。
「キャハハハハ、キャハハハハ、キャハハハハハ!」
真っ暗な夜、誰もいない街で少女の笑い声が響き続けた。
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