あとがき

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『教場0』で、空の色のことを言ってましたが、パクッたんじゃないんだよ~。まあ、「空の色は、青じゃない。」ってゆーのは、よく言われることですが。  この話の時間軸は、コロナ前です。芽唯が高3の卒業間際の頃が、コロナ突入時期になります。  先生と五月の話は、『あと1日』を書いた時にも、考えていたんですが、ってゆーか、元々は美大生の芽唯くんの話が、あんまり長すぎるので、高校時代の回想シーンを、短編にしたのが『あと1日』なんです。元々の話は、芽唯くんがヤッちまった後に、先生との関係に悩む中で、自分の叔父との過去を知るという話でした。  恋愛要素を入れなかったのは、学校での性加害を受けた方たちにとっては、相手が「純粋な好意だった」と主張しようと何だろうと、暴力でしかないし、恐怖でしかないと思うんですね。被害を受けられた方たちは、先生が生徒にハグとかキスとかするのは、見たくないだろうなーと思って、書かなかったです。先生も、芽唯への好意が、五月の身代わりとしてなのか、わかんない状態で、何かしたりは、しないよね~。  あと、芽唯の気持ちを恋愛にしちゃうと、「わたしは先生の運命の恋人だったんだわ」って、頭が花畑エンドか、「わたしを死んだ人の身代わりにしないで!」って、バッドエンドしかないんで。  スター特典に登場する晴と想太の高校生編も書き終わりましたので、場を変えて、ちがう話を書き始めるつもりです。その前に、アルファポリス様で、『ブルーム*バース』の続きを書くかもです。と思ってたんですが、性加害のニュースが続きすぎて、「これはファンタジーなんで!」って、責任逃れすんのもヤ~な気持ちになっちゃったので、しばらくR-18は書かないと思います。
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