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「び、美童くん、そんなことまでしなくていいから!」
ご主人様は、まるで若い乙女のように、慌ててバスタオルで体を隠した。
ご主人様は、ウブである。
「いいえ。花村さんから、先生の身の回りには気を配るように、言い使っていますから」
花村さんというのは、ご主人様の担当編集者である。
ご主人様は、イケメン人気官能小説家なのだ。
花村さんは、美人で仕事の出来る敏腕編集者でもある。
その花村さんが、ご主人様の弟子入りを希望した、BL作家志望の美少年・美童潤くんにご主人様の世話を頼んだのだ。
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