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「……先生」
美童くんが、じっと、バスタオルのすき間から見える、ご主人様の裸を見て言った。
「案外、細マッチョなんですね。タイプです」
「えええっ?!」
慌てて、バスタオルをかき寄せて体を隠す、ご主人様。
美童くんは、やはり、そっちの方が好きなのか?!
吾輩とご主人様が、動揺していると、美童くんは、舌を出して、笑った。
「嘘ですよ~。僕、BL作家志望ですけど、好きなのは、可愛い女の子ですから」
ご主人様は、大げさなほど、ホッとした。
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