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親
これは夢の中での話だ
私の目の前に母親がいた。彼女は私に対してなにか話しかけてきたのだが私はそれを拒絶した。
話しかけてきた理由はわからないが私はひどく母を罵っていた。その時の私の脳内にはかつて母親から怒鳴られたこと機嫌が悪く食器棚やドアを乱暴に閉める音だけが鮮明に蘇っていたのだ。当時の私にとって母は何で怒っているのかよくわからず怒られるたびに甲高い声で何かを叫ぶ怪物のように思えて、私はよくパニックになっていた。
それらのトラウマからから私は自分自身を守るために母に対してひどい言葉を言っていたのだろう。母親は何だか悲しそうな顔をして私を見ていたのを覚えている。
これが初夢だった。
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