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通勤時間、会社での昼休憩、その他諸々。 俺の時間をグッドハートに注ぎ込む日々が続いている。 今俺は、超変態作……違う、長編大作なファンタジーをチマチマと毎日更新している。 後不定期に日記を少々。 たまにヒューマンドラマな短編でコンテストに応募することもある。
昨今ざまぁ系だとか悪徳令嬢、あれ、悪役か? 転生やらニート……違うチートだ、オジサンな俺からすればそれこそブフォなジャンルが流行りらしい。 かといって、正統派というか王道まっしぐらのような剣と魔法と仲間たちとの熱い冒険譚なんて、俺には書けない。 ……つまり、俺が作り出す話に需要がある訳では無いのだ。
それでも、やはり自作キャラクターに愛着がある。 その昔に好きだったアニメを反映しているかもしれないが、俺自身が燃え萌えでえも言われぬエモさを詰め込んだキャラクターたちに、愛がない訳がない。
俺は会議に追われようが女子社員に物珍しいものを見るようなジト目で見られようが、終電で帰って妻に先に寝られようが。 今日も今日とて俺の物語を紡ぐ。 俺のキャラクターたちに進むべき道を、彼らが生きて活きる世界を俺が作り出すのだ! そう、俺こそが創造主……!
体にガタがきてはいけないから、片手に必須は養命酒。 金毘羅船々 追手に帆かけて シュラ シュ シュ シュ。
老体に鞭打って俺が更新を続ける理由というか原動力は、勿論承認欲求なのだが……それだけじゃない。 自己の妄想燃え(萌え)散らかしを爆発させるだけでもない。 俺は交流がしたいのだ。
俺には尊敬に値する書き手さんがいて、ありがたいことに彼女も俺の話に逐一ページコメントやページスタンプなどでリアクションをくれる。 憧れの彼女にそれらを貰えると、鼻息がフンガガッと荒くなるのだ。深夜にだって侮れないアドレナリンが煮えたぎる。
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