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「母ちゃん、今日も入ってるやん。 『田貫 ミドリ』のオッサンからの熱烈ぺコメ」
「せやろー。大体お昼の十二時から一時……じゃなきゃ朝の通勤時間か『今から帰る』の電話があった後に入るな。……めっちゃ分かりやすいやろ、あの人」
「まぁな~……日記の内容ですぐ分かったもんな。 身元隠しが下手すぎやねん父ちゃん」
「常のメールと文体同じやから、バレバレよな。 まあ~……世の中ってほんま狭いなぁ」
「にしても母ちゃん、このシーン……かなり際どすぎひん……? 俺一応もう思春期やねんで、母ちゃんが書くのは勝手なんやけど、感想求められるのはキツイねん……」
「そんなん言わんと! ほらぁ、書いたら感想聞きたいやん! 無味乾燥とか言わんといて!」
「……うぅん……父ちゃんと母ちゃんってさぁ。 結婚するべくして結婚した感じっていうか。 ノリ同じよな」
「えぇえ、あんなゴリゴリ語彙力の人と同等にせんとってよ」
「しゃあないなぁ。 ……え~……もう、相変わらず焦らすよなぁ母ちゃん……こことか。 くどくない?」
「せやかて工藤……!」
「某司会者もビックリなくらい引っ張りすぎやろ。 モンストか?」
「うぅん、そんなに引っ張ってるぅ? ……後でガツンいきたいからさぁ……絡み具合については?」
「だから際どいねんて! なんなん母ちゃん、新手のプレイか?」
「……おぉ、息子に迫る母親……近親相姦ネタ、いけるか……?」
「止めといたほうがええと思うで、俺」
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