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帰ります、また明日来ます、何時ごろがいいですか?
いつでもいいよ。と食事をしています、つくったのはこどもたちのようです。
それじゃあと外に出ました。子供たちが少ないみたいでよかった。
ただ外に出て驚いたのはこんな時間でも外には人が多い事だ。貧しい路上生活者、この寒空の下、これは、急務かもな。
「ただいま」
「おかえり、みて、これ」
そこにはドーナツ。どうしたのこれ?
未来お前さ、昔これを教えた人いなかったか?おいしいスープをもらった代わりに。スープ?
いいおばちゃんだったよ。
おばちゃん?
んー、そんな人いたかな?
忘れてるんじゃない?
ドーナツは?
教えたというか、作ってあげた子はいるけど、大人はいなかったと思うな。
「…そうだ、ドーナツ、こいつがそう言ったからじゃねえか?」
どういうこと?
店には商品の名前も出てなかった。
こいつがドーナツと言わなければ、名前は知らなかったんじゃないか?
「じゃああのおばさん、だましてたの?」
「だますというか、そういわざる得なかったというか?」
どうしよう、スープ屋の事も話しちゃった。
「未来、ゴメン」
「いいよ、知らなかったんだもん、でも、なんで嘘ついたのかな?」
いい人そうだったのにな。
その頃。
「チッ、どうしたらいいもんかね?」
「いいんじゃねえのか、向こうはわからねぇんだろ?」
「でも気が付いたら」
「気がついたって、どうにもならねえさ、これを知ってるのはもうこの世にいねえし、誰が作って売ったっていいわけだし、誰もそれは取り締まってねえだろ?」
まあそうだけど……。
いいんじゃねぇの、このままうれりゃあ。
「でも商売の届けは出してないんだ、そっちが知られたらやばいよ」
「まあそうだな、明日にでもとってくるか?それぐれえの金あんだろ?」
隠れて今までできたんだ、できるだろうよ。
そうだね。
二人は床を磨いている汚れた服を着ている子をみました。
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